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Showing posts from November, 2007

クチャ 地球3分の1周突破

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写真1はカシュガルのウイグル人の少女。超かわいかった。けど、カメラ壊されそうでとても怖い思いをさせられました。 写真2はカシュガルの宿でなんと日本人チャリダー4人が集合した写真です。 写真3のような光景が延々と何日も何日も続きます。一言で言って、あきました。 中華はとてもうまいのですが、ここはウイグル自治区なので、ウイグル料理しかない、という場面もよくあります。ウイグルのラグ面(トルキスタンのうどんのようなもの)は中央アジアのラグ面の30倍はうまいのですが、中華には敵わないし、何より、所詮羊は羊、という感じです。アー新疆さっさと出たいけど、新疆でかすぎる… 写真4は進行した虫歯です。米粒が4つほど収納できます。半端なくいたいっす。 キョウ、ハイシャイッタヨ。マスイナシデケズラレタネ。ボク、トビアガッタヨ。 ケズッタダケデ、キョウハセメントナイカラアスマタコイッテイワレテ50ゲントラレタヨ。 ボクノクニ、セマイケドイイハイシャタクサンイルネ。 クニニカエリタイヨ…

まだカシュガル 

タクラマカン沙漠は南回りで抜けることにしました。 北コースのほうが観光地たくさん通れるみたいですが、南コースのほうが沙漠に長くいられるらしいので。 自転車は直りました。 明日、日本のテレビがカシュガルに来て生放送をするらしいです。 映りにいっちゃおうかなぁ!という気もするし、こんな遠い異国の地に来て日本に恥を伝えるというのもどうなんだろう?という気もします。 日本時間12時から放映開始らしいです。 気分次第では映りにいきます。ド暇でかつ、テレビの後ろでピースしてるみっともない僕を見たい方は。 関口弘という人の息子さんが出演するらしいです。 今まで、ユーラシア横断というのを大目標として掲げていました。 なんというか、「根性なしのお前でも、こんなことができるんだ」ということを自分に証明したくてやっていた面がありました。 だけど、そのことにこだわりすぎるあまり、楽しみや冒険のチャンスを逃すことが多かったように思えてきました。 中国のビザが手違いで1ヶ月(最大2ヶ月延長可)しか取れなかったため、結構急がなくてはならなくなりました。でも、できればもう少しゆっくりとこいで、いろんなものに触れてみたいとかも思ったりするわけです。 ユーラシア横断の(おそらく)最大の難所も越え、俺はやれるんだ、ということを自分なりに確認できた気がします。 「できた」と「できるはず」の間には大きな隔たりがあるし、将来自慢しようとするときに「横断できそうだった」ではしまりませんが、そもそも冒険をしたくて出たのに、横断のために冒険しないというのでは本末転倒なきがするので、横断を勿論めざしはしますが、優先順位を改める必要があるようです。 コメントを書いてくれている方へ すみません、なぜかカシュガルのネットカフェからはコメントを読めません。5軒試したのですが、だめでした。次の町から読ませていただきます。 ちょっと、だらけてしまって出発がいつになるかわかりませんが。
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そんなわけで、7日からです。 この1ヶ月ずっと続いていた絶不調からも、なぜか開放され、道は悪いけど、眺めもよかったし、なかなかよい気分でした。 キルギスの山村の人々はやたらと写真を撮れと要求してきます。写真1 金も店もほとんどなかったので、水の入手は難しいかと思ったのですが、前半は川沿いだったし、中盤は雪の中だったので割りと簡単でした。 ただ、最初は沸かすかイソジンで消毒してから飲むようにしていたのですが、沸かすのめんどいし、イソジン入れるとまずくなるので途中から全部そのまんま飲んでました。挙句の果てにはペットボトルに詰めてからまる一日放置したのまで飲む始末・・・ 今回は幸いなんともありませんでしたが、このめんどくさがりはいつか大失敗を招きそう。 7日の夜は初めて3000mで寝ました。朝起きたら隣の小川が凍っててちょっとビックリ。あたりまえですが。写真2 8日はタルドゥック峠(3630m)を上りました。写真3 標高2500mくらいまでは平地と大して変わらないのですが、それ以降はやっぱり鼓動がやばいくらいに高鳴ります。 おまけにひどい悪路で、写真3のように冬装備で積載量も増えている(後ろキャリアの上に載ってるボストンバックはきるぎすでこうにゅうしました。)ため、こいでもこいでも後輪がじゃりじゃりゆうだけでなかなか進まなくて、のぼりでは平均4km/h以下でした。 おまけに、振動がひどくて悪化した首のせいか、風邪か、酸欠かあるいは全部かのせいでこの日から頭痛がしばらく抜けなかったりしました。 でも、上ってる間は意外と楽しかったかも。寒くないし、目に見えるものと戦っているというのはなかなかいい気分です。 その後なのですが、じぜんに3000m台の高原が続くという情報を入手していたので、2900-3100mの平地が続くんだと思っていたら、3100-3500mのむげんにつらなるUPDOWNで参りました。 写真4は3485m地点での野営地です。割と何とかなりました。この装備でも我慢すれば4000mくらいまではいけるかも。3年前の11月瀬戸内海に浮かぶ小島で(標高50mくらい)野宿して風邪引いた男とは思えない進歩!実際に気温が何度だったのか知りたかったけど、温度計付の腕時計をクロアチアで紛失してしまったため・・・ 9日、さすがにダートにはあきました。もう二度とダートなんか見たくないっ

カシュガル!!!中華うますぎ!!!

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この数日間、今までの人生で一番がんばりました、 まあ、今までががんばらなさ過ぎ、というだけの話ですが。 ということで、少々長々と書きます。 11月5日、前日の夜に37.2度出ていたのでやや不安でしたが、キルギスソムがつきそうだったし、何とか36.7度まで下がったので、オシュという都市を出ました。 写真1は途中力尽きていたときに羊の臓物入りピラフ(思ったほどはまずくなかった)をご馳走してくれたかたの娘さんがたです。 11月6日、午前中は調子よかったのですが、昼過ぎから、風邪がぶり返した上に、魔法瓶が振動で割れました。割れないようにわざわざ寝袋の上においといたのに、おかげで寝袋まで濡れる始末。ついでにライターも振動でばらばらに。。。 舗装路と聞いていたのですが、舗装されていたのは2割ほどで、残りはカンボジア並みの悪路でした。まあ、その後に比べればずっとましでしたが。 そんなわけで、途方にくれていたところ、牛飼い兼商店主のティムール(多分10歳くらい)に声をかけられ、一晩お世話になることに。写真3の僕に甘えてる子です。 家族構成は。。。 父。彼の仕事は、酒を飲む、挙句に昏睡する、ゲロ吐く、ティムールに酒を要求すること、と完璧なクズ。 ティムール。彼の仕事は、ほかの4人のすべての世話と、商店経営、牛二頭の世話。 妹、バイエルグ。兄の手伝い。 チビすけ二人。とても素直で、兄の言いつけをよく守るけど、ちびすけ2号(ピンクの帽子の方)は棒状のものをもつと発狂する。ティムールの話によると銃を持つともっとやばいらしい。 4時ごろからお世話になったのですが、そのときすでに父は昏睡しており、奴を起こさないようにと、押入れで変われる犬のように扱われました。 手製のバターとヨーグルトなどを出してくれました。オシュ(120kmしか離れていない)でかったチョコクリームを上げると、舶来品のように大事そうに、かつすごい勢いで500gくらい速攻で食われました。 チビすけ二人は表情を全く変えない(全体の雰囲気で楽しんでいるのか、放心しているのか退屈なのかはわかりますが)のですが、たかいたかい をしてあげると、初めて表情変わりました。っていうか、狂喜してもっともっとと要求してくるのですが、そのとき本当にグロッキーだったので、10kgの物体を2mまであげるというのは半端ない重労働でした。 7日、父のゲロ音で

これからのしんろ

たぶん、あすかあさってからいるけしゅたむとうげにむかいます。 ここ(950m)から、まずは2500mをこえて、さがって、3600mをこえます。ここまではいちおうはほそうろらしいです。 このあと3000mのこうげんがつづいて3500mのいるけしゅたむとうげです。このあいだ、かんぜんなみほそうろらしいです。 はんたいからきたばっくぱっかーのはなしだと、とらっくでとおるのもつらいらしいです。 すいかだいのいしがごろごろしてる、とか、1かげつまえからすでにゆきがふっていた、とか。 まあ、なんせすごいみちらしいです [こういうのまってたんだよ!]というきもち6わり、[やべーなー、どーしよっかなー]というきもち4わりといったところでしょうか。 ねぶくろとじゃんばーともこもこしたくつをこうにゅうしました。 いけるとこまでこれでいこうとおもいます。でも、ひどいときはー25どまでさがるらしいので、むりそうだったらみんかのおせわになります。 とらっくをひっちすることもできるので、まあ、しぬことはありません。 そのごのしんろ かしゅがるからさき、たくらまかんさばくをきたからまわってぬけるか、みなみからまわってぬけるかですが、まあ、どのみちとんこうにいくつもりなのでたいさはないのですが。 かしゅがるからちべっとにむかう、というのもおもしろそうでこころひかれるものがありますが、このじきのちべっとをいまのそうびではしょうしょうきびしそうなのでざんねんながらこんかいはぱすします。 らいねんから。。。 しぼうじゅんにならべると。。 1。あらすかたんけん(はくじょうすると、100%いまよんでいる[たびをするき]というほんのえいきょうです)2。 らおすかたいかまだがすかるののうぎょうのふぃーるどわーくにけんきゅうてーまをかえてもらう(けんきゅうしたいてーまがあるのではなく、たんにいちどふぃーるどわーくというものをしてみたいというだけですが。) 3。ぱみーるこうげん、ちべっと、とうなんあじあちゃりりょこう 4。しゅうしょくかつどう(はたらいてみたいというきもちもあるんです。いちおう。) 5。れいちょうるいがく、もしくはこうこがくにてんこう。(えー、これも[じんるいしのなかのていじゅうかくめい]というほんのえいきょうです。いらんでであった、きょうだいでこうこがくとか、とるこごとかやっているかたにいただきま